意外と簡単!ブラインドタッチの練習法!
ブラインドタッチの魅力
こんにちは、軍服ねこです。
さっそくですが皆さん、ブラインドタッチって出来ますか?
キーボードを見ないで文字を打つ事なんですが、パソコンを扱う者にとっては憧れのスキルですよね。
でも人によっては、
「こんな事人間に出来るわけない!」とか「見てやった方が早いよ」と言って練習すらしない人もいます。
確かにブラインドタッチは慣れるまでが大変で、練習中はもどかしい気持ちとの戦いになります。
高速で人差し指を端から端に動かせるなら、それで事足りるのかもしれません。
かく言う僕も会社等でパソコンを使っていても高速で人差し指を動かす派だったので、ブラインドタッチに拘る必要はないかなと思ってました。
しかし、当時会社で働く僕とブラインドタッチが出来る他の同僚には、ある決定的な差がありました。
それは『余裕』です。
僕が必死でパソコンのキーボードの文字を目で追いながらポチポチしている最中、
同僚は他の仲間と楽し気な会話をしながら打ってたり、電話の対応をしながら僕と同じ量の事務仕事を熟していました。
「仕事の出来る人は良いなぁ」なんて小指を噛んでました。
しかし、今思うと単純に、僕がキーボードを見過ぎていただけで、
キーボードに集中し過ぎるあまり、他の事に気が回らなくなっていただけだったんです。
ブラインドタッチが出来るようになると様々な恩恵を受ける事が出来ます。
【目次】
ブラインドタッチのメリットとデメリット
メリット
・視点を他に向けながら作業が出来る
資料を参照したり、テレビを見ながら作業出来るのは便利ですね。
・打つスピードが速くなる
五指を使って打ち込むので、二、三本で打つより断然早いです。
これは物理的な話になります。
・なんかやってて気持ちいい
これは僕の個人的な感想になります。なんでもそうですが出来なかった事が出来るようになると気持ち良いです。
デメリット
・気付いたらよく分からない文章を打っている
『ん』や『っ』がやたら多かったりします。
キーを連続で打ち込む文字には注意が必要です。
・気付いたら変換キーを押している
何が起こったのか、いつの間にかローマ字に変換されている事があります。
その部分は全部やり直しになります。
お気付きかも知れませんが、デメリットについては練習を重ねれば解決する問題です。
恐れずに打ち続けましょう。
ブラインドタッチの練習
ステップ①キーの位置を覚える
まずはキーの位置を覚えましょう。
タッチするキーは指によって決められています。
【左手】
小指 1・Q・A・Z
薬指 2・W・S・X
中指 3・E・D・C
人差し指 4・5・R・T・F・G・V・B
【右手】
人差し指 6・7・Y・U・H・J・N・M
中指 8・I・K・、
薬指 9・O・L・.
小指 0・-・P・;・/
左から順番に書きましたが、人差し指の範囲が非常に多いです。
普段使わない小指もリーチに合わない所まで範囲があるので、慣れない内はここで手間どいます。
ステップ②ホームポジションを覚える
指にはそれぞれ決められた家があります。
【左手】
小指『A』
薬指『S』
中指『D』
人差し指『F』
【右手】
人差し指『J』
中指『K』
薬指『L』
小指『;』
たとえ遠く離れても家に帰る習慣を忘れてはいけません。
文字を打つ度にホームポジションに戻る癖を付けてください。
そうする事で、打ちたい文字への道がブレなくなります。
『F』と『J』のキーにはそれぞれ突起が付いていて、手探りでも分かるようになっています。
この感覚を指に馴染ませてください。
ステップ③指のリーチを確認する
左手の小指から右手の小指まで、それぞれの指の範囲のキーを打ってみましょう。
その際、一回一回ホームポジションに戻る事を意識してください。
例えば、左手小指で『1』を押したら『A』の位置に、右手人差し指で『Y』を押したら『J』の位置にといった感じに指のリーチや感覚を確認してください。
もしリーチが足りなくて届かないのであれば、猫パンチをイメージしてみてください。手を少し丸めて両手の親指はスペースキーを触れるようにします。そうすることでリーチが伸びて、キーに届きやすくなります。
ステップ④実際に文字を打ってみる
それでは実際に文字を打っていきます。
しかし、その前に必ず守って貰いたい事があります。
それはキーボードを絶対に見ないこと。
ステップ③まででキーの位置を大体覚えてきたと思うので、後は自分の感覚を信じて指を動かすだけです。
「あいうえお」
「かきくけこ」
「さしすせそ」
「たちつてと」
「なにぬねの」
「はひふへほ」
「まみむめも」
「やゆよ」
「らりるれろ」
「わん」
と言った感じに基本的な文字を打っていきます。
これは遅くても良いから間違えないようにひたすら打ち続けていく事が大事です。
とにかく、指に感覚を覚えさせるようにしましょう。
ステップ⑤変換をする
文字変換は変換キーを使わず、親指でスペースキーをタッチして行います。
変換完了のエンターは小指でタッチします。
「はな」→「花」
「がっこう」→「学校」
「うちゅう」→「宇宙」
など、好きな言葉で構わないので変換を繰り返してください。
そうしている内に変換がスムーズに行う事が出来るようになります。
ステップ⑥ひたすら練習する
ここまで来たら後はひたすら練習するのみです。
しかし、黙々と練習すると飽きてくるので楽しく練習する方法をご紹介します。
【テレビを見ながらタイピングする】
パソコンに付いているメモ帳を開いて使います。
テレビで流れている会話を聞きながら、それをタイピングします。
番組も楽しめて、タイピングも向上する一石二鳥の方法です。
↑ 僕が実際に練習していた時のメモ帳です。読み返してみるとちょっと面白いですね(笑)
【マッサージだと偽って練習する】
キーボードから離れることも大事です。
たまには旦那さんや奥さん、ご両親に感謝の気持ちを込めて肩もみをしてみては如何でしょうか?
その際、普段は恥ずかしくて言えない感謝の言葉をタイピングしてみてください。
物足りないと言われるかも知れないので、出来るだけ指に力を入れてあげてくださいね。
スペースキーは気にせず何度も押してあげてください。
【タイピングゲームで楽しく練習する】
無料で遊べるタイピングゲームが豊富に揃ってます。
定番なのが『寿司打』ですが、キーボードの位置とか基本的な事を覚えてないとネタが通り過ぎて行くだけになります。
練習を始めたばかりの時は心が折れる(もとの見ながらタイピングに戻る)原因になるかも知れないので、
まずはブラインドタッチに自信を付けてから望むようにした方が良いでしょう。